小森コーポレーションは、 国内印刷機メーカーとしては最大級のブースを確保して、 ホール15に出展する。 インラインのコールドフォイル、 UV コーティング、 ロータリーダイ （エンボス） などの機能を新たに搭載して、 ヨーロッパ初公開となる国際サイズ機 LITHRONE SX29 + C + CF + RD、 LITHRONE S40 の上位機として世界初公開となる LITHRONE SX40 + C などを出品。

drupa 2008 特設サイト:
- KOMORI drupa2008 Special Site

ニュースリリース:
- drupa 2008 (PDF)

リョービは、 菊全判寸延びオフセット5色機 RYOBI 1050-5、 A 全判オフセット5色機 RYOBI 925、 ダイレクトイメージング装置内蔵A3判縦通しオフセット4色機 RYOBI 3404X-DI などを出品する。 また、 世界初の枚葉オフセット印刷機用 LED-UV 印刷システムを搭載した菊四截寸延びオフセット5色機 RYOBI 525GX を参考出品する。

RYOBI 1050 シリーズは、 リョービが今月発表した B1 サイズの多色機。 同社ではこれをもって大型機市場に本格参入するとしている。 2008年末の発売、 2009年6月の出荷を予定。

ニュースリリース
- 大型枚葉オフセット印刷機を開発！「RYOBI 1050 シリーズ」 (PDF)

525GX に搭載して出品される LED-UV 印刷システムは、 東洋インキ製造と共同開発したもので、 東洋の専用インキを用いる。 今年2月に発表され、 発売時期等は未定。

ニュースリリース
- オフセット印刷機用「LED-UV 印刷システム」を開発 (PDF)

富士フイルムは DIGITAL POWER AT YOUR CONTROL というコンセプトを掲げて出展する。 メインのブースを Xerox と隣接するホール 8b に置き、 オフセット印刷技術とデジタルプリンティング技術の融合を実現するソリューションを紹介する。

また富士フイルムは今回から PrintCity に参加する。 PrintCity は drupa 2000 を機にアグファ・ゲバルト、 マン・ローランドなどを中心に数十社が参加して結成された企業連合。 プリプレスからプレス、 パッケージ、 出版までの各工程を JDF ベースで結んで、 多角的なコラボレーションを実演する。 PrintCity が全館を占有するホール 6 は、 デジタルソリューションのホール 8a、 8b、 ハイデルベルグの出展するホール1、 ホール2などと並んで、 drupa 2008 最大の見所の一つとなります。

・drupa 2008 会場図

世界最大の印刷メディアフェア drupa 2008 は、 5月29日から6月11日まで、 ドイツ・デュッセルドルフで開催されます。 すでにご案内のように、 当社では今回も視察団を派遣します。 これについては下記記事をご覧ください。

- ショーワ80周年記念 drupa 2008 視察のご案内

出展各社のニュースリリースが出そろってきましたので、 当サイトでも各社の展示コンセプトや新製品などを紹介して行きます。 まず国内メーカーの話題から。

大日本スクリーン製造が、 世界最大の版サイズに対応するサーマル CTP 装置 PlateRite Ultima 48000 を開発しました。 最大2,900×1,350mm、 A4 サイズ96ページ分の輪転印刷に対応する大型刷版への描画が可能。 また、 80ページに対応する PlateRite Ultima 40000 も同時に開発して、 こちらは最大 2,280×1,600mm の刷版の出力が可能。 いずれも drupa 2008 で発表され、 6月から発売されます。