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ガリ版ネットワーク日誌 [2002年8月]


8月5日
きょうも暑い! 連日の猛暑にうんざり。元気がでない。猛暑の夏を堪能しているのはセミばかりのようである。多摩丘陵のこのあたり、毎夜のように数十の羽化を見る。きょうは事務局にて、秋から冬にかけての活動のための打ち合わせ会議。参加者は北浦、楠本、高橋さん、事務局の志村。議題のひとつが初心者のためのガリ版教室の開催についてである。昨今の「ガリ切りや印刷方法の基本を教えてほしい」という新入会員の声にこたえようとのはじめての企画。長くネックとなっていたのが会場の確保だったが、北浦さんのお世話で生協関連のスペースを借用できることになって実現の運びとなった。教室のタイトルは、「ガリ版《きほんのき》一日講座」と決めた。ガリ版ネットワークの会員は、北海道から沖縄まで。まずは、東京で開催してみるが、会員には、高度の技術をもつ会員も少なくないので、今後は、それらの方々のお力をお借りしての講座も実現可能と考えている。

8月某日
連日の猛暑のなか、Sさんからの寄贈品(未使用ヤスリ30枚など)届く。荷づくりに汗を流してくださったことに感謝。入会者も4名。「中途半端な時期で申しわけないが原紙がほしい」とのA会員の要望で発送。なにをしても、なんにもしなくても暑い。

(事務局・志村章子)
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