デモから見えたデジタル印刷成功のヒント

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こちらの記事でご紹介した印刷博物館(東京・文京区)で開催された展示会「進化するデジタル印刷」の期間中、デジタル印刷・製本の実演が行われました(3日間、計6回以上)。これは、展示会場入り口に設置されたデジタル印刷機(キヤノンimagePress C750)・自動無線綴じ製本機(ホリゾン BQ-270V)・三報断裁機(ホリゾン HT-30C)を使って、印刷博物館が所蔵する貴重な古書「北斎漫画」3編(3冊)を複製したものです。
 
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原本が手作りの和装本ということもあり、3編とも判型が異なっています。しかし、最新のデジタル印刷機材を使ったデモでは、各編とも簡単・スムーズに印刷・製本・断裁されました。しかも、印刷博物館を運営する凸版印刷が印刷用データを作成したこともあり、出来上がりは本格的なものです。
 
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今回のデモでは、印刷用データ作成はそれを得意とする凸版印刷が行いました。では、「印刷は得意だけどデータづくりはちょっと・・・」という印刷会社が、簡単・スムーズに本格的なデジタル印刷物を生産するためには、何が必要なのでしょうか。
 
例えば、Web to Printシステム(W2P)を活用することが挙げられます。W2Pを使うことで、発注者が自分で簡単・スムーズに印刷用データを作成・確認できます。これは、特に印刷用データづくりをそれほど得意としない印刷会社に役立つツールです。
 
また、デジタルワークフローを活用することも重要です。上流(営業やプリプレス)で作成されたデータを印刷や加工、出荷といった下流の工程と共有することで、様々なジョブが混在するデジタル印刷のプロセス全体の効率性向上やミス削減を実現できるからです。
 
W2Pやデジタルワークフローといったツールをうまく活用することで、印刷会社は質の高いデジタル印刷物を生産できるだけでなく、生産性も高めることができます。ぜひ、これらのツールを使いこなして、デジタル印刷ビジネスを大きく成長させてください!
 
ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
ブログへのリンク:Brighter Later Blog