盛り上がるC2Cイベント! . . . 「デザフェス」「ゲームマーケット」など編

前回の記事でご紹介した「文学フリマ」以外にも、この秋には様々なC2Cイベント(出店者も来場者も個人(アマチュア)が主体のイベント)が開催されました。中でも、11月15日・16日の2日間開催された「デザインフェスタ vol.62(デザフェス)」は、会場が東京ビッグサイト 西&南ホール全館、動員数約14万人(2日間)という大きなイベントでした(入場料(1日券) 前売り800円、当日1,000円)。

 

デザフェスは、1994年にスタートしたプロ・アマチュア問わず、「自由に表現できる場」を提供するオリジナルであれば無審査で誰でも参加できるアートイベントで、会場では以下のような分野の作品が紹介されていました:

 

  • イラスト
  • 絵画
  • メディア/書籍
  • 雑貨
  • 立体・工芸
  • ファッション
  • インテリア
  • 人形
  • アクセサリー、など

 

ちなみに、今年(2025年)8月16日・17日の2日間開催されたコミックマーケット(コミケ)106の入場者数は25万人(2日間)。これと比べても、デザフェスの14万人という動員数の多さが分かります。実際、会場はとても盛り上がっていて、筆者は3時間会場にいましたがイラストのエリアしか回れませんでした・・・

 

 

11月に開催された“電源を使用しない”アナログゲームのイベント「ゲームマーケット2025秋」も、2日間で計3万人を集めた大きなC2Cイベントでした(会期:2025年11月22日・23日、会場:幕張メッセ 展示ホール3,4,5,6 )。

 

ゲームマーケットの特徴として、入場料が他イベントと比べて比較的高額なことが挙げられます(前売り 1,500円、当日 2,000円)。さらに、一般入場は12時からですが、11時に早期入場できるチケットが3,000円で限定2,700枚のみ販売されています。また、「チラシ置き場」という、出展者が販売しているゲームのチラシがまとめて置かれているコーナーがあることも、このイベントの特徴です。

 

 

C2Cイベントの多くは単独で開催されますが、B2B展示会の一部として開催されるものもあります。例えば、図書館をテーマにしたり、図書館関係者が作った同人誌などを委託する催し「としょけっと」は、図書館界のイベント「図書館総合展」の一画で開催されています。印刷業界にも同人誌を製作・販売している方々は少なくないと思いますので、例えば、印刷機材展などの一画でC2Cイベントを開催するのもオススメです。

 

2026年は、C2Cイベントに出展したりC2Cイベントを開催したりしながら、個人向け市場の開拓にも取り組みましょう!そして、さらなる売上・利益増大を実現しましょう!!

 

 

 

ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
ブログへのリンク:Brighter Later Blog