virtual.drupa 2021 まとめ(4). . . 自動運転(Autonomous)drupa

 drupaには毎回「Inkjet drupa」といったニックネームがつきます。今回のvirtual.drupaのニックネームは、機材や技術のトレンドという観点からだと「自動運転(Autonomus)drupa」だったと筆者は考えます。

 単なる自動化・無人化ではなく、AI(人工知能)が機材や生産工程、印刷工場などを自律的(autonomous)に操作・制御する「自動運転」。ハイデルベルグやKBA、小森コーポレーションといった主な出展企業は、機材紹介動画やオンラインセミナーなどを通じてこうしたヴィジョンを提示しました。

 自動運転のメリットとして、例えば以下図表のようなものが挙げられます。現在多くの印刷会社が取り組んでいる「コスト削減」「効率化」「環境対応力向上」などを実現できることから、自動運転化は今後も引き続き進み、次回drupa(2024年)でもさらに進化した機材やサービスが提案されることが見込まれます。
 
Roland
 
 ところで、クルマも自動運転化が進んでいます。自動運転の度合いによってレベル0(ドライバーが全ての運転操作を実行)からレベル5(条件なく、全ての運転操作を自動化)の6段階にレベル分けされていて、レベル3(条件付自動運転)から自動運転車と呼ばれるようになります。今年3月5日、ホンダはレベル3(条件付き運転自動化)のクルマを発売しました。グーグルはレベル4(高度運転自動化)の実証実験を進めています

 Drupa2024では、印刷機材の自動運転化度合いもクルマと同様に「レベル」で表現されて、例えば「ウチの印刷機の自動運転レベルは3です!」とか「当社は生産工程の自動運転レベルを3にするサービスを提供します!」といった訴求があるかもしれません。とても楽しみです!
 
 
ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
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