最新オフセット機内覧会@三進社

2019年6月13日・14日の2日間、三進社(本社:東京・品川区)は同社業平工場(東京・墨田区)にて今年(2019年)2月に導入されたリョービMHIグラフィックテクノロジー(RMGT)の菊全判5色UVオフセット印刷機1020ST-5 + LED-UV(以下、RMGT1020ST)の内覧会を開催しました。内覧会はとても盛況で、筆者が参加した初日午前中の回は定員30名を大きく超える人数が参加しました(午前・午後の2回x2日 = 計4回開催)。

 
Roland
 

内覧会は3部構成で、第1部では同社代表取締役沼澤誠氏から三進社のこれまでの取り組みが紹介されました。そして、第2部はRMGT1020STの実機によるデモが行われました。

RMGT1020STは、サイマルチェンジャー(全自動同時刷版交換装置)や印刷品質管理システムPQS-Dなどが搭載され、自動化・スキルレス化が進んだオフセット機です。デモでは、LIMEXの用紙にランチョンマットを印刷しました。LIMEXは石灰石からつくられた環境に優しい素材で、三進社では既にLIMEXをメニュー、マニュアル、パンフレット、など様々なアプリケーションに活用しています。

 

 

第3部は業平工場の見学会。3階建ての工場では、折り・丁合い・製本・三方断裁といった工程をワンストップで行うことが可能となっています。自動化・省人化が進んだ製本工程を含め、たくさんの小ロット多品種ジョブに効率的に対応できるようになっているのがとても印象的でした。

 
Roland
 

工場見学は三進社の社員の方がアテンドしてくださり、具体的な作業内容についての質問にも丁寧にお答えいただけました。折り加工や製本などの協業パートナーを探している方にとって、とても参考になる工場見学だったと思います。

当日も工場は通常通り稼働していたため、多くの人が参加した(工場見学を含む)内覧会の現場への負荷は小さくなかったでしょう。その代わり、三進社の特徴や強み、魅力は参加者に伝わり易かったと思います。

協業パートナーを探している皆さん、ぜひ積極的に内覧会を実施することをおススメします!
 
 

ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
ブログへのリンク:Brighter Later Blog