2026年7月29日、東京・旧国立駅舎(国立市)で「多摩エリア本づくりマルシェ」が開催されました。多摩エリアで本づくりを続ける以下の出版社や印刷会社4社が集まり、自費出版の世界を紹介したイベントです:
- 株式会社 緑陽社(府中市)
- 自費出版専門工房ことこと舎 株式会社文伸(三鷹市)
- 揺籃社(ようらんしゃ) 株式会社清水工房(八王子市)
- 株式会社けやき出版(立川市)
会場に設置されたこれら4社のブースでは、自費出版のための資料や実際に手がけた魅力的な自費出版本などが紹介されていました。例えば、緑陽社ブースでは、同社が主催する「本フェチ大賞」受賞作が展示されたり、本文用紙の見本が無料で配布されたりしていました。

また、文伸社は三鷹駅西にあった「三鷹跨線人道橋」の本や「井の頭公園いきもの図鑑」、揺籃社ブースでは八王子の歴史や高尾山の自然に関する本、けやき出版は国立市に本社を置く給排水衛生・空調設備工事会社 社長の著書など、地域とのつながりも感じるとても魅力的な自費出版本が紹介されていました。



あわせて、日本自費出版文化賞(NPO法人日本自費出版ネットワーク主管)歴代の大賞受賞作を手に取って楽しむこともできました。

ところで、人々はどんなジャンルの本を自費出版したいと考えているのでしょうか?「株式会社NEXER Groupと自費出版の『東洋出版』による調査」結果(2026年9月8日発表)によれば、上位10ジャンルは以下のようになっています:
1. 趣味・専門知識の本
2.(同率)自分史
2.(同率)小説
4. 旅行記
5. エッセイ
6. ビジネス書・実用書
7. 写真集
8. 料理・レシピ本
9. 絵本
10. 詩集
自費出版の際、著者の「好きなこと」「興味のあること」「大切にしていること」などを踏まえた魅力的な本を出版するためには、出版物制作に関する専門的な支援が不可欠です。NPO法人日本自費出版ネットワークでは、自費出版を「著者が、費用を負担して、出版社(印刷会社など出版サービス会社を含む)との間で行う出版物制作および販売にかかわる行為全体」を指すと規定していて、このうち「出版物制作」支援の有無が同人誌やZINEとは大きく異なります。
最近は「推し活」の盛り上がりもあって、「好きなこと」「興味のあること」を深掘りする人も増えています。また、企業や地域のブランディングにも自費出版本は有効です。自費出版を推し活やブランディングの取り組みと連携させることで、商業印刷会社など他分野の印刷会社にもチャンスが広がります。
ぜひ、自費出版の可能性を広げることで、さらなる成長を実現しましょう!
ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
ブログへのリンク:Brighter Later Blog




