ペーパーサミットジャパン 2026 レビュー(2). . . 「輪」をどんどん広げよう!

2026年7月24日・25日に開催された紙を楽しむ・遊ぶ・感じるイベント ペーパーサミットジャパン2026(会場:東京都立産業貿易センター浜松町館)で印象的だったことのひとつに、(前回記事でご紹介した)物販をはじめ、印刷業界の「外(そと)」の人たちを巻き込んで「輪」を広げるたくさんの取り組みが見られたことがあります。

例えば、「紙のプール」。大量の紙片が敷き詰められていて、飛び込んで紙の感触を全身で楽しめるプールです。中には、開場と共にこのプールに飛び込んで、何時間もそのまま楽しんだお子様もいらっしゃったとお伺いしました。子どもから大人まで楽しめる取り組みは、印刷業界の「外」の方々を巻き込んで「輪」を広げるのに効果的です。



ペーパーサミットジャパン内で同時開催されたMUD(メディア・ユニバーサル・デザイン)フェア2026では、「生活・ウェルビーイング・観光」「企業広報・IR」「行政サービス・公共情報」「エンタメ・教育」といった分野での、MUD活用事例が紹介されていました。この取り組みは、印刷物を「使う」側の方々を巻き込むきっかけになります。



埼玉県印刷工業組合は、みぬま福祉会 工房集KOBO-SYUとコラボ展開する障がい者アートブランド「PRINTING×ART BRUT pointu(ポワンチュ)」の取り組みを紹介しつつ、そこでつくられた「アートカレンダー」や「パーソナルアートカード」などのグッズをブースで販売していました。

この「pointu」ブースがステキだったのは、ペーパーサミットジャパンのために特別にグッズを開発したのではなく、普段から一緒にグッズを開発・製造・販売していて、それを会場でも販売していたところ。しかも、グッズを手に取る来場者に作家さんや工房のお話もされていて、障がい者アートの「輪」をどんどん広げていました。



ジャパンペーパーサミットでは、印刷会社が「輪」を広げる取り組みのヒントがたくさん見つかりました。ぜひ、こうしたヒントも参考にしながら「輪」をどんどん広げていきましょう。そして、「輪」の広がりを通じて、さらなる成長も実現しましょう!



ブライター・レイター 山下 潤一郎 様
ブログへのリンク:Brighter Later Blog